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信用等の承継とは、経営者や会社が築いてきた「信用」を後継者に引き継ぐことをいいます。信用等の承継も事業の継続性や成長につながりますので、重要な要素です。
信用等には、取引先との信頼関係や、従業員との関係性、地域社会や金融機関とのつながりなどが含まれます。
信用等の承継の一般的な流れを解説いたします。
現経営者と後継者が共同で経営を行う期間を設けることが重要です。
この期間を通じて、後継者が現経営者の信頼関係の構築方法や経営スタイルを学びながら、取引先、従業員、金融機関、地域社会などに対して少しずつ認知されるプロセスを進めます。
事業承継において、後継者が徐々に経営の実権を握っていくことが、信用の承継にも重要です。
これにより、後継者が社内外での存在感を高め、次第に信頼を得ることができます。
信用等の承継において、現経営者が築いてきた取引先や金融機関、その他の外部関係者との信頼関係を後継者に引き継ぐためには、後継者が早い段階でこれらのステークホルダーと積極的に関わることが必要です。
取引先のキーパーソンと定期的に会ったり、金融機関に対しては事業承継計画や財務状況を積極的に説明することで関わりを深くしていきます。
現経営者の段階的な退任は、信用の承継プロセスにおいて最後の重要なステップです。
現経営者が完全に退任する前に、後継者が経営全般を主導し、取引先や従業員、金融機関が後継者を新しいリーダーとして受け入れる段階を作ります。
現経営者が退任した後も、しばらくの間、必要に応じて後継者が困難な場面に直面した際のアドバイスや、重要な判断に関するサポートを行うことが理想です。
これにより信用等の承継がスムーズに行われたかどうかを確認し、信頼関係が崩れないように調整を行います。
企業の取引先や顧客は、その企業との長年の取引を通じて築かれた信頼関係に基づいてビジネスが行われています。
事業承継が適切に行われないとこの信頼が崩れることがあるので注意が必要です。新しい経営者は、先代の経営者が築いた関係を尊重し、できるだけスムーズに引き継ぐことが求められます。事業承継した後は、顧客や取引先とのコミュニケーションを密にし、新しい体制への移行に対する不安を払しょくすることが重要です。
金融機関との信用の承継も、とても重要です。企業が持つ信用力は、資金調達や取引条件に直接影響を与えます。
経営者が交代する際は、金融機関に対する説明責任が生じ、次期経営者に対する信頼が重要になります。
次期経営者が適切な事業計画を持ち、前任者の信用をしっかり引き継ぐことで、スムーズな資金調達や金融支援を継続することが可能になります。
2006年 司法書士試験合格
2006年 名古屋の大手司法書士法人勤務
2007年 簡易裁判所訴訟代理権認定試験合格
2010年 司法書士村井事務所 開設
2022年 司法書士法人One Succession設立
愛知県司法書士会 名古屋中央支部所属(会員番号第1470号)
簡易裁判所訴訟代理権 認定司法書士(認定番号第718044号)
公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート 会員
公益社団法人名古屋中法人会 青年部 理事
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